どうも、ぱっしーです。
今回は、ドラゴンズドグマ2の
クリアレビューをしていきます。
このゲーム、世間では賛否両論あるみたいですが、
個人的には最高に面白いゲームでした。
でも、これって運が良かったってのもあるんですよね。
このゲームには、致命的に面白く無くなる仕様が
いくつか存在します。
なので、その仕様にぶち当たってしまった人が、
ってなるのは仕方ないかなと・・・。
めちゃくちゃ面白いのに人におすすめしにくい、
そんなゲームになっています。
それではどんなところが最高に面白かったのか?
そんなところが人を選ぶのか?
徹底的にレビューしていきたいと思います!
ドラゴンズドグマ2の良いところ
僕の思う、ドラゴンズドグマ2の面白さは、
・冒険
・アクション
・ポーンシステム
の3つです。
ここがドラゴンズドグマでしか味わえない魅力がたくさんあり、
大好きなゲームの1つになりました。
どこかのインタビューでプロデューサーの方が、
「異世界転生シュミレーターをやりたい人は手に取ってほしい」と言ってましたが、
まさにそこをコンセプトに作ったんだなという印象です。
ゲームとしては不便な作りにはなっているけど、
もしモンスターが本当に跋扈する世界ならそうなるよな、
と思えるんですよね。
ドラゴンズドグマ2はその不便さを楽しめるか?
で評価が大きく変わる作品だと思います。
冒険の楽しさや緊張感をリアルに味わえる
ドラゴンズドグマ2は冒険の楽しさや緊張感をリアルに味わえる、
稀有なゲームだと思いました。
故に、めっちゃ人を選ぶゲームになってます。
ドラゴンズドグマ2の冒険を楽しくも
スリルのあるものにしてる要素といえば、
・驚きに満ちたオープンワールド
・ファストトラベルがほとんどできない
・代わりの「牛車」も途中で敵に襲撃される
・夜や洞窟は真っ暗すぎて超危険
・キャンプで夜をやりすごせるが、敵に襲われることがある
・宿屋かキャンプで休息しないと最大HPが減っていく
・仲間のポーンがロストするといなくなる
・時間が経つと食料品が腐っていく
・重量制限がシビア
などなど。
どんどん便利になってる昨今のゲームと、
真逆の方向にいってる珍しいゲームです。笑
ちょっと深堀りしますね!
驚きに満ちたオープンワールド
ドラゴンズドグマ2では、例えば橋が壊れていても、
そこにサイクロプスが倒れ込んで橋代わりになったりします。笑
他には、グリフォンの背中に乗ったらグリフォンが飛び立ち、
いつ落とされるかわからないドキドキな空の旅が始まります。
他にも、川の流れを堰き止めてる石を破壊すれば、
サイクロプスが濁流に飲まれてやられるという、
環境を利用した戦い方もできます。
あとは、石を転がして敵にダメージを与えたり、、。
ゴンドラに乗ったらグリフォンが突っ込んできて
ゴンドラがバラバラになって全滅したり。笑
このような驚きや体験が待ってるので、
実際にこの世界に自分がいる感覚
になれました。
こういう没入感の高め方は個人的に好きなので、
コントロールできないハプニングがめっちゃ面白かったです。
ファストトラベルがほとんどできない
まず、オープンワールドゲームに当たり前にある、
ファストトラベルの機能が気軽に使えません。
というか、そもそもファストトラベルできる拠点が、
2つくらいしかありません。笑
という箇所がいくつかあるレベルです。
ファストトラベルポイントを増やすためには、
「戻りの礎」というアイテムを手に入れなければなりません。
これも個数が限られてる上に、
入手するにはサブクエクリアなどの条件があるので、
人によっては全然手に入りません。
それでもどうしても欲しい場合は課金です。
はい、リアルマネーで300円払えば、
ファストトラベルポイントを1つゲットできます。笑
やっぱりそう思う人も多いみたいで、
発売後すぐに炎上していました。汗
しかも、ファストトラベルをするには
「刹那の飛石」というアイテムを使うことになるのですが、
これが1万Gもするんですよ。
ドラゴンズドグマ2の世界で1万G稼ぐのは、
それなりに大変です。
なので、マジで気軽にファストトラベルができないんですよね。
これに関して個人的には、、全然アリでした。
お金もかかるし飛べるポイントもないので、
街から街への徒歩を往復でしたりと、面倒臭いと感じる人もいると思います。
でも、僕は、
というモチベを持てたので、
全然苦ではありませんでしたね。
道中の戦闘も探索も楽しめたので、
移動を楽しめるかどうか?が、
ドラゴンズドグマ2を楽しむ上ですごく大事になります。
代わりの「牛車」も途中で敵に襲撃される
徒歩での移動がめんどくさかったり、
ファストトラベルに1万Gを払いたくなければ、
街から街への移動に「牛車」を使えます。
牛車は100〜300Gほどで、
金銭的にはリーズナブルです。
ただし、体感ですが、
80%くらいの確率でモンスターに襲われます。笑
牛車の移動は、
・牛車が移動してるのを眺める
・目を閉じて一瞬で目的地につく
と選べるのですが、目を閉じればだいたい
モンスターに襲われてます。笑
そこでモンスターを倒せばまた牛車に乗って移動を再開できますが、
再開したと思ったまた襲われることもあります。
と僕はなりましたね。笑
・高いお金を払ってファストトラベルするか
・危険を覚悟でやすい牛車に乗るか
・徒歩で移動するか
これらを選ぶのも個人的には好きでした。
夜や洞窟は真っ暗すぎて超危険
ドラゴンズドグマ2の夜はマジで暗いです。笑
ランタンをつけないと真っ暗だし、
つけてもぼんやりと周りしか見えません。
夜に冒険しようものなら、
大量の敵に遭遇したりアンデッドに襲われたりして、
油断すると一瞬でやられたりします。笑
って感覚って他のゲームでは
あんまり味わえないと思うんですよね。
だいたい明るくて周り全部見えてますから。笑
あと洞窟も真っ暗なので、
進む時は一歩一歩慎重に進むことになります。
油断してると暗闇からモンスターに襲われたり、
洞窟の奥には巨大なモンスターがいたりします。
僕はこの緊張感が大好きでした。本当に冒険してる感があって。
キャンプで夜をやりすごせるが、敵に襲われることがある
夜に冒険するのは危険なので、
たいていキャンプ場を探すことになります。
と思っても油断できません。
キャンプで眠ると敵に襲撃されることがあります。
これは事前にキャンプ周りの敵を倒せると防げるのですが、
たぶん周りに敵が見当たらない時でも襲われることがあります(たぶん)
なので、HPがやばくて、「やっと回復できる!」と思って休んだらさらにピンチになる、なんてことが起こります。笑
しかも襲われたら「キャンプセット」が壊されたりするんですよ。
しかもこのキャンプセット、めっちゃ重いから、
何個も持ち歩けないんですよ(重量制限があるため)
だから僕はたいてい1個だけ持ち歩いてたんですが、
それが壊されたりするのでめっちゃ焦ります。
目的地まで遠くても、もうキャンプできないわけですからね。
このあと話す内容でもありますが、
最大HPが減るので、キャンプや宿屋で休憩しないと、
どんどん最大体力が減って、
冒険の危険度が上がっていきます。
宿屋かキャンプで休息しないと最大HPが減っていく
ドラゴンズドグマ2では敵の攻撃を受ければ受けるほど、
最大体力が減っていく仕様になります。
宿かキャンプで休むことでこのロスゲージは回復するのですが、
休むタイミングがないときは、どんどん最大体力が削られていきます。
そうなると1撃で死んだりするので、
死にゲーくらいの緊張感になります。笑
この仕組みは先ほどのキャンプの危険性と相まって、
「常に死と隣り合わせの冒険」が楽しめて良かったです。
例えば、
・最大体力がめっちゃ減ってる
・仲間のポーンがロストした(後から解説)
・キャンプセットが壊されてなくなった
・次の街まであともうちょっと
こうなったときに、
・これまで敵を倒してきた比較的安全な道を戻って前の街で旅の支度をするか?
・危険を覚悟で次の街に進むか
といった非常にシビアな選択をしなければなりません。
たぶんよくあるゲームだと街にファストトラベルしたり、
ピンチになる前のセーブデータに戻したりできますよね。
それができないので、
ずっと冒険に緊張感があるんですよね。
ここでなんとかピンチを乗り越えて街に着いた時の嬉しさは格別です。
仲間のポーンがロストするといなくなる
最大で3人までポーンという従者(仲間)を
連れていくことができます。
このポーンはHPが0になっても、
主人公が助けることで何度でも復活することができます。
ただし、
・HPが0になった状態で一定時間放置する
・水に落ちる
と即ロストします。
ただ、ポーンのAIの問題だと思うのですが、
ってときがあるんですよね。笑
たぶん勝手に水にハマって勝手に死んでたりします。
これ、回復役の「メイジ」がロストしたら
めっちゃキツいんですよね。
仲間キャラに回復できるやつがいないと、
戦闘がさらにシビアになります。
ドラゴンズドグマ2の面白いところは、
フィールドを歩いてるとポーンがウロウロしてて、
ってアピってくるんですよ。
なので、運良くポーンを仲間にできれば、
また安全に旅を続けられたりします。
ただ、愛着を持ってたポーンがロストすると
めっちゃショックですよ。笑
時間が経つと食料品が腐っていく
時間が経つと食料品が腐るので、
早めに使用するかクラフトの素材にする必要があります。
ここもリアルな冒険感を演出してるかな?と思ったので、
これ以上感想はないけど取り上げました。
重量制限がシビア
ちょっと、重量制限がシビアすじじゃない?
と感じるくらいめっちゃシビアです。
他のゲームと同じように素材を取ってると、
一瞬で重量制限がきます。
厳密には、動きが重くなるって感じですね。
このゲーム、移動の多いゲームなので、
重量が重いとかなり不便なんですよね。
なので、どのアイテムを拾うのか?を
選別していくことになります。
他の人の意見で、
という意見がありましたが、
個人的にももうちょい緩和してほしかったですね。
何か装備を拾っては、いちいち装備画面を開き、
他のキャラに渡したり売ったり捨てたり、、、
そういうところにけっこう時間を取られたので、
ちょっとシビアすぎるかな?と思いました。
アクションが面白い
ドラゴンズドグマ2はやっぱりアクションが面白いです。
アクションゲームが得意なカプコンさんが作ってるだけあり、
アクションの面白さが格別でした。
ドラゴンズドグマ2には全部で10種類のジョブがあり、
それぞれ全く異なるプレイフィールを体験できます。
僕は「アーチャー→ソーサラー→魔剣士」の順番でジョブを変えてプレイしました。
例えば、アーチャーやソーサラーのような遠隔のジョブなら、
近接のポーンに接近戦を任せ、安全なところから攻撃できます。
逆に接近されてボコられたらすぐに死ぬので、
位置取りが重要になります。
それぞれのジョブで操作感が違うので、
本当に色んなジョブを試したくなるんですよね。
そして、戦闘を重ねると新たなスキルを覚えていくので、
より強い技に入れ替えたり、元のスキルを強化したり・・・と、
RPGの面白さが詰まっています。
ただ、魔剣士のスキルがチートレベルに強すぎて、
ってなるくらいぶっ壊れてます。笑
ゲームバランスを破壊する勢いなのですが、
バトル難易度が高いと思う人は使うといいと思います。
シングルぷれいなのにマルチプレイのような共闘感が味わえるポーンシステム
広大な世界を1人で冒険するオープンワールドゲームが多いですが、
ドラゴンズドグマ2では、ポーンという仲間を連れて旅をすることができます。
プロデューサーの方が
このようなことを言ってました。
一人でゲームするのは寂しいから、オンライゲームみたいに誰かと一緒に遊んでる感が欲しい。でもイチイチフレンドと時間合わせたりするのは大変だよね。
だから、シングルプレイでありながら、オンライゲームのような共闘感を味わって欲しい。
それを両立するのが、
このポーンシステムというわけですね。
ポーンは状況に応じて、
・高いところから落ちたら受け止めてくれる
・自分の武器に魔法属性を付与してくれる
・主人公のHPやスタミナを回復してくれる
・色々声をかけてくれる
・探索ポイントに案内してくれる
などなど、状況に応じて、
攻撃や支援などをしてくれます。
この仲間と一緒に戦ってる感覚は、
モンハンでマルチプレイした時に似ています。
シングルプレイでありながら、
マルチプレイのような楽しさを味わえるのです。
他にも、最初期に仲間にしたポーンと、
数十時間ぶりに再開したときに、
「成長しましたね!覚者様!」と
言ってくれたことにはめっちゃ感動しました。
過酷な冒険を乗り越え、巡り合う。
これもドラゴンズドグマ2でしか味わえない感動でしたね。
メインクエストより面白いサブクエ
ぶっちゃけ、メインクエより
サブクエの方が面白かったです。
まっすぐクリアをした人の意見を見ると、
という声もよく聞きました。
たしかに、メインストーリーは薄味なので、
そう思う気持ちもわかります。
ただ、サブクエはバラエティに富んでいて面白かったです。
例えば、スフィンクスが出てくるサブクエでは、
スフィンクスから問題を出題されます。
それに答えられると
貴重なアイテムをもらえるんですね。
こういうときってだいたいバトルになることが多いので、
問題を出題してくる敵がいるのは新鮮でした。
ドラゴンズドグマ2ではストーリー性や
キャラクターの魅力というより、
驚きや発見に全ぶりしてる印象です。
深く世界観を知りたい人には
物足りないかもしれません。
気になるところ
僕としては不満点がほぼなかったのですが、
ドラゴンズドグマ2の評判を見ていると、
人によってマジで評価が変わる要素があります。
なので、そのよくない出来事が起こるか起こらないか?で評価が変わっちゃうんですよね。
幸い僕はそういう嫌な出来事に遭わなかったので、
いい思い出で終われましたが、、、。
そのマイナス要素を紹介します。
竜憑き問題
ポーンが「竜憑き」という
感染症?にかかることがあります。
その病気になると、
・目が赤くなる
・言動が荒くなる
・覚者(主人公)の言うことを聞かない
などなど、予兆はあるみたいです。
ただ、それに気づかず放置したまま宿屋に泊まると、
その街のNPCが全員死亡するというイベントが起こります。
そうなると、メインクエストを進行する主要NPCも死んでしまうので、そいつを蘇生するまでストーリー進められません。
ただし、その蘇生アイテムは貴重なので、
簡単には手に入りません。
しかも、サブクエフラグを持ってるNPCも死ぬので、途中までしていたサブクエを進められず。
防ぐ方法あります。
それは、
ポーンを海に投げ込んで殺すこと
です。笑
しかも元々のキャラクリで、
・目が赤い
・頭装備をつけている
場合、症状の予兆に気づくのが難しいです。
これは明らかにやりすぎだし、
ゲームの面白さに寄与してるとは思えません。
僕はクリアまで7、80時間ほど遊びましたが、
竜憑きには一度もならなかったんですよね。
でも、もしこれが起こってたら、
マジで萎えてゲームをやめてたと思います。
しかもこのゲーム、
オートセーブで1つしかセーブできません。
オートセーブ&セーブデータが1つ問題
僕は一度も起こりませんでしたが、
崖で引っかかったりすると、
そこでオートセーブされ、
進行不能になることがあるみたいです。
アイテムでファストトラベルしたり、
チェックポイントを前に戻すことで回避できますが、
ゲームのシステムのせいで
バグに遭遇するのはキツいですね。
セーブデータを1つにすることで、
ちょt
ってことができなくなってるんですよね。
そのおかげで冒険に緊張感を生み出してる側面はたしかにあります。
とはいえ、「竜憑き」や「進行不能」などデカいマイナス面が出た時に、かなりヘイトが溜まるシステムになってますね。
幸い僕はそういうことが一度もなかったから、
最後まで楽しめましたが・・・
せっかく楽しいゲームなのにもったいないので、
ぜひここは改善していただきたいポイントです。
チェックポイント戻されすぎ問題
ドラゴンズドグマ2で死亡した際、
・直前から再開する
・最後に休息した宿屋から再開する
の2つを選べるのですが、
この「最後に休息した宿屋から再開する」が地雷なんです。
これ、ややこしいのが、
宿屋で休息する→冒険する→キャンプで休む→冒険する→キャンプで休む→最後に休息した宿屋から再開する
この場合、一番最初の宿屋で休息したところまで時間を戻されます。
これたぶん、普通は宿屋に戻るとしても、
これまで得た経験値やスキルポイントはそのままだと思うじゃないですか??
それが、全部なくなります。
宿屋に泊まったのが10時間前なら、
10時間分なかったことになるのです。
あと、ネットで多く見かけたのは、
キャンプで休息したのを含むと思ってたパターンですね。
ドラゴンズドグマ2では
宿代が高いんですよ。
だから節約のために全然泊まらないって人も
たくさんいると思います。
キャンプだとお金がかからないので、
宿には泊まらずキャンプばかり利用する人もいるでしょう。
それが、、選択をミスれば全部パーですよ。
それにオートセーブされるから
10時間分巻き戻ったらそれをなかったことにできません。
僕は基本的に「直前から再開する」しか選んでなかったので、大丈夫でしたが、ネットを見てるとけっこう嘆いてる人がいましたね。
これまで紹介した要素は全部、
と思うレベルのことばかりです。
せめてこういった部分は、
なんとかならないのかな?と思ったりしますね。
人におすすめしたい気持ちもあるけど、
「竜憑き」なんか起こったら萎えるだろうし。。
手放しでおすすめしにくい作品ではあるんですよね。
僕みたいに上手く回避できてれば、
最高のゲーム体験になるんですけどね。
ドラゴンズドグマとは?
めっちゃおもろい冒険できるゲーム。