マジで待ってた!!
いやぁ長かった。
発売日にリメイクを買って大ファンになり早4年。
ありえんくらい楽しみにしてました。
ハードルが上がりまくったFF7リバース、
結論から言うと、
ハードルを簡単に超えてきたまさに神ゲー
でした。
※ネタバレをめっちゃ含みます。
FF7リバースの良いところ
FFリバースの良かったところは山ほどありますが、
泣く泣く絞ってお伝えしたいと思います。
(ほぼ)オープンワールドになった世界
FF7リバースは前作と比べ、
めちゃくちゃフィールドが広くなりました。
森や砂漠など、エリアごとに風景が異なり、
その土地によってチョコボができるアクションも異なるなど、
常にプレイフィールを変化させ、プレイヤーを飽きさせないようにする、という強い意志を感じました。
開発者のインタビューでも、
と予測されないように遊びを変化させたと言っていました。
FF7リバースでは広大なフィールドが6エリアあり、
物語後半では完全にシームレスに移動できるようになります。
これこそFF7の理想のフィールド化だと言っても過言ではありません。
FF7原作では、ミッドガルを脱出したあと、広大なマップを冒険できるようになったときに感動した、という感想をよく見かけました。
でも、発売前はぶっちゃけ、
と僕は思ってたんですよ。
さすがにこのクオリティで、
オープンワールドにするには時間が10年あっても足りんやろ・・と。
でも、それを実現してくれたんです。
いやーー感動しましたね。
トレーラーを100万回ほど見てたので、
発売前から広大なフィールドになることはわかっていました。
が、いざ自分で遊んだときは、
本当にわくわくしましたね。
オープンワールドの遊び自体に強い独自性があるわけではないものの、
・綺麗な景色
・ミニゲーム
・サブクエスト
・討伐エネミー
・フィールドのロア(土地の歴史とか)の開放
などなどたくさんの要素があるおかげで、
探索がめちゃくちゃ楽しくなっています。
(これらの要素については後から深堀りします)
僕はサブクエや探索をやりこむタイプではないのですが、FF7リバースは隅々まで探索しましたね。
あと何気に大きい要素が、前作と比べて
・段差を登れる
・泳げる
ようになったことです。
FF7リメイクでは小さな段差でも登れませんでした。
ジャンプもないですし。
でも、今作では「パルクールアクション」という名前で、ダッシュボタンを押したまま段差に近づくと、勝手にかっこよく飛び越えてくれます。
いろんな建物の屋根の上に登れるだけでも、
一気に自由度が上がった感じがして嬉しかったですね。
ほんで、泳げるようになったのも新鮮でした。
とか、ちょっとシュールで面白かったです。笑
魅力的なストーリー
FF7の最大の魅力といえば、
やはりストーリーでしょう。
結論から言うと、マジで最高に面白かった!
FF7リバース最大の見どころは、
ってところですよね。笑
オトンからも、発売前には
とLINEがきました。笑
ここは誰もがソワソワしていた部分かと思います。
このラストの展開に関しては色々思うところもあるので、
また後ほど触れたいと思います。
FF7リバースのストーリーの魅力はなんといっても、仲間と一緒に旅をし、様々な経験を通して「絆」が深まっていくところですね。
ミッドガルを脱出したクラウドたち一行は黒マントを追うことがセフィロスへの手掛かりになると信じ、追っていくことになります。
道中では仲間を深堀りするエピソードが豊富にあり、仲間と軽口を叩きながら冒険する雰囲気が大好きな僕にとってはドンピシャなんですよね。
ゲームが終わるころには、仲間キャラ全員が大好きになります。
こんなにも仲間全員を好きになれる作品は、個人的に珍しいんですよね。
・バレットとダインの切なすぎる関係
・レッド13の戦士としての使命
・ウータイの運命を背負ったユフィ
・アバランチの活動に揺れるティファ
・様子がおかしくなっていくクラウド
・バレットとの掛け合いが面白いケットシー(笑)
どのキャラクターにもスポットが当たるし、自然と全キャラ使うようにストーリーでうまく誘導されています。
ヴィンセントとシドがプレイアブルに3作目が待ち遠しい!
個人的に好きなシーンは後から振り返りますね。
退屈しないサブクエ
FF7リバースのサブクエストの出来は、
めっちゃよかったです。
よくある退屈なサブクエストって、
お使いだけで何か納品して報酬もらって終わり。
とかそういうのが多いじゃないですか??
プレイ時間を水増ししているとしか思えない、
そんなサブクエもよくあります。
それこそ、サブクエストが作りこまれてるウィッチャーなんかの海外産RPGと比べて、日本のRPGはサブクエにお使いが多いと言われていました。
それこそ、名作だったドラクエ11もメインストーリーは面白かったけど、サブクエストはお使いがほとんどでした。
そんな中、FF7リバースのサブクエストは
かなりいい出来でした。
FF7リバースのサブクエストでは基本的に、
仲間のキャラとペアになって進めます。
例えば、お花をプレゼントしたいから摘んできてほしいと言われれば、花売りのエアリスとペアになる、という感じ。
(エアリスと花の種類を選びにきたよ)
サブクエストではペアになった相手との会話が用意されてるので、キャラクターの深堀りがされます。
僕はキャラクターの深堀り大好き侍なので、こういうエピソードはあればあるほど嬉しいんですよね。
しかもサブクエストを進めると、
・そのキャラの好感度が上がったり
・スキルポイントやレアなアイテムがもらえたり
・パーティレベルが上がったり
するので、単純に報酬がおいしい。
キャラクターとの深堀りがされて報酬がおいしいって、、、これは最高のサブクエストの形でしょう。
あと、サブクエストの数自体も36個と、
数自体が絞られてる気がします。
サブクエの数を増やすのを目的としたゲームもよくあるけど、FF7リバースの場合は、質重視だと感じました。
全てのサブクエをやるのが全然苦じゃないレベルの量だし、ストーリーの合間にやるのにちょうどいいなと思いましたね。
サブクエをするとキャラクターのことがより大好きになるので、普段サブクエをしない人もマジでやったほうがいいです。
さらに面白くなったアクション
バトルはアクションとコマンドが融合したスタイルです。
通常攻撃でATBゲージを溜め、たまったら「アビリティ、魔法、アイテム」を選択しバトルを有利にすすめていきます。
このATBを使う瞬間スローモーションになるので、どのアクションを実行するかじっくり考えることができるのです。
これは前作と同様ですね。
FF7リバースのバトルの進化は、
・連携アクション
・連携アビリティ
の2つです。
連携アクションはいつでも使えて、
仲間とニコイチで発動する簡易的なアクションです。
(エアリスとのマギアブレイク強すぎ問題)
例えば、空中攻撃のないティファを空中に浮かせる連携アクションを行う、といった感じで状況を判断して、よりアクション性を高めるといった感じです。
なのでアクションが苦手な人は、全くこれを使わなくてもバトルに勝てるように作られています。
そして、ATBを使うアクションを一定回数行うと仲間との強力な連携アビリティが使えます。
このアクションは仲間の数だけ用意されてるので、ユフィとバレットだったらどんな連携アビリティを打つのかな?と
仲間の技を見るのを1つの楽しみにしていました。
技自体がド派手でかっこいいのもありますしね。
これらの連携アクションは仲間との絆を描く上で最高の追加要素だったと思います。
DLCのユフィ編で、リバースの前身となる連携アクションを採用していましたが、今作で完成されたんだなと。
クエストや探索をしていくとパーティレベルが上がり、そのレベルに応じて連携アビリティを解放していけます。
つまり、仲間と冒険をし絆を深めていくことで、仲間との連携アクションも増えていく・・・という流れです。
仲間との絆を描くという今作のコンセプトとバトルシステム、探索などの要素が全部繋がっているのが良かったなーと。
豊富なミニゲーム
ミニゲームの作りこみが凄かった。
ひとえにミニゲームと言っても、
陣取りカードゲームのクイーンズブラッドなんかは、ウィッチャー3の「グウェント」と同じくらい、もしくはそれ以上に作りこまれています。
チョコボレースなんかも、自分のお気に入りのチョコボをカスタマイズしてレースできるのですが、ちゃんと面白く夢中になってやっていました。
あとすごくいいなと思ったのは、ストーリーの流れで自然とミニゲームを遊ばせているところ。
例えば、クラウドがジュノンに乗り込むときにイルカに乗り込むのですが、そのイルカを操ること自体がミニゲームなっています。
ほかにも鉱山の高いところからトロッコで降りるシーンでは、バレットの射撃とユフィの手裏剣でそこらへんに配置されてるボックスを壊すミニゲームとか。
このように、ストーリーの流れで新たなミニゲームが始まるので、常に新鮮で退屈しないんですよね。
気になったところ
ラストの展開について
それではいよいよ、ラストの展開に触れていきます。
※ネタバレ注意
気になるところではなすってことはそうです。
個人的には、
という感じでした。
前作のFF7リメイクで運命の壁を越えたエアリス。
リバースでは果たして生き残るのか?
原作通りセフィロスに殺されてしまうのか?
そこが大きな注目ポイントでした。
でもここの展開、すごくごちゃごちゃしてわかりづらかったんですよね。
・セフィロスの刀がエアリスに刺さりそうになった瞬間、クラウドがはじき返す
というシーンがあります。
と思わせるシーンなのですが、
その直後仲間が駆け寄るタイミングで、
はじいたはずの刀が刺さってるんですよね。
そして、クラウド目線では安らかに眠ってるように見えるエアリスですが、仲間視点で見ると血だらけになっています。
ようするに、現実では原作通りセフィロスに突き刺されてしまったけど、クラウドの妄想?認知?ではそれを回避できてるように見えてるってことです。
そしてうようよと浮かぶフィーラー。
フィーラーがいるせいで若干ちゃんと状況が見えにくかったり・・・
だから、この時点ではプレイヤー目線では、
ってなる感じなんですよね。
少なくとも僕はそうでした(笑)
そしてじっくり考える暇もなくラスボス戦に突入します。
ラスボスとの連戦の中で、次元の狭間?に行くところがあるのですが、そこではなんとエアリスと共闘します。
ここではなんとなく、
とかよくわからないままふんわり考察していました。
で、ラスボス戦のあと、
・エアリスがいなくなって打ちひしがれる仲間メンバー
・クラウドだけにはエアリスの姿が見える
シーンが続きます。
ここで、
と100%確信したわけですが・・・
個人的にすごく気になったのが、エアリスのシーンをちゃんと見たかったなということです。
FF7のエアリス死亡シーンは、
ゲームの歴史の中でも屈指の名シーンだと思います。
僕は原作を知らないプレイヤーですが、
ゲームに興味がない時代からふんわりエアリスのくだりは知っていました。
当時プレイしていた人の感想を見ると、
・めちゃくちゃ衝撃を受けた
・ここでよりセフィロスを倒すための動機になった
・エアリスの悲しいシーンがあってこそ、心に残る名作になったと思う
というような声をよく見かけました。
でも、ここで曖昧な表現をしちゃうと、
衝撃も感動も薄らいじゃうんですよね。
・セフィロスに刺されたシーンは所見ではよくわからない
・フィーラーがうようよいて邪魔
・ラスボス戦で普通にエアリスと共闘するので喪失感がない
・クラウドだけにはエアリスが見えてるので、一人だけヤバいやつ感が・・・(笑)
クラウドが作品後半で様子がどんどんおかしくなるのと相まって、
エアリスの死が受け入れられなくて、頭おかしくなったやつ
に見えるんですよね。
ここでは普通にエアリスの死を悼むような展開で思いっきり感動させてくれたほうが、心に残ったような気がしますね。
そして、最後の最後にエアリスもライフストリームから見守ってるよ、みたいな感じでメリハリをつけてほしかったかな。
たぶん、原作派と改変派の両方が納得する落とし心を考えた結果、なんだか中途半端になっちゃったような気がします。
野村さんも、「プレイヤーがどんな反応するかわからないのはエンディングの部分」ってインタビューで言ってたので、
ここのシーンをどうするかはかなり悩んだと思うんですけどね。
ただ、2作目の引きとして、
って人もたくさんいたと思うんですよ。
物語の引きとしてはかなり強い部分でしたからね。
でも、そのカードを使っちゃったFF7の3作目、どうしていくのか気になりますね。
ちょっとクラウドの顔大丈夫?
体験版の時にめっちゃ気になったのですが、
クラウドの顔違くね?ということです。
(これは洞窟の中のクラウドさん)
特に最初のニブルヘイムの時のクラウドの顔で、
あれ!?ってなりました。
光のあたる明るいシーンではいつも通り
イケメンなのですが、暗いシーンになるとこの顔に。
僕はリバース発売前に前作をやり直してたので、
違いが一目瞭然だったんですよね。
前作も薄暗いダンジョンはありましたが、
クラウドの顔はイケメンのままでした。
たぶん、ゲームのライティング?が変わったのかな?
他にも、パフォーマンスモードにした時、
背景がちょっとボヤッとするんですよ。
直前までリメイクやDLCのユフィ編をやってたので、
ハッキリと違いを感じました。
グラフィックモードだと背景もめちゃくちゃ綺麗なんですよ。
体験版を3周ほどして、本編でどっちのモードでいくかを
めちゃくちゃ悩んでました。
(結果、グラフィックの綺麗さを取って、グラフィックモードにしました)
これ、体験版だからかな?と思ってたのですが
製品版でもあまり変わらず、ネットの反応見ると
同じことを気にしてる人がちょくちょくいました。
ただ、その指摘を受けてか、
パフォーマンスモードでのグラフィックを改善してくれました。
(ちょっとボヤけるのがマシになった気がします)
クラウドの顔が変になるのは
ホントに一部のエリアだけだし、
ムービーの顔はしっかりイケメンです。
ここまで気にする人は少ないかもしれませんが、
やはり前作をやった直後だったので気になっちゃいましたね。
みんな話についてこれてるか?
これ、どれだけの人が話についてこれてるのかな?
というのが気になりましたね。
僕はFF7リメイクからFF7にハマり、
原作はやっていないけどかなり情報収集はしてきました。
リバースまで時間があったので、
リユニオンをやったのですが、
ザックスの大ファンになりましたね。
でもこれ、クライシスコアやってない人は、
全然意味わからんくね?と思うんですよね。笑
そもそも前作のリメイクも、
全く原作を知らないでやったので
ラストの展開がよくわかりませんでした。
そのあといろんな人の感想や考察を見たので、
あのシーンが、原作とは違う展開になるかもよ?という伏線であることがわかりました。
でも、僕みたいに調べなかった人は、
で終わると思うんですよね。笑
それに、クライシスコアをやっていなければ、
リメイクラストのザックスの件も何がなんやらよくわかりません。
僕はリユニオンをプレイしたから、
あのシーンがどれだけ大事なシーンかも後から知りました。
だからこそリバースの最初でザックスを操作できるときは、
と一人で叫んでしまうほど、
嬉しかったです。
だからここも、ザックスを知ってるかどうかで、
面白さがかなり違ってくると思うんですよね。
あと、スマホ版のFF7のアプリである、
エバークライシスに出てくるグレンというキャラも出てきます。
これもスマホゲームやってないと全然知らないキャラですし・・・。
(僕も一瞬しかやってないから、名前だけわかったレベル)
このようにスピンオフのキャラをがっつり出す場合、
FF7シリーズをどれだけ能動的に楽しもうとするか?で
面白さが変わってくると思うんですよね。
実際、リメイクからリバースで、
売り上げはけっこう下がってると思われます。
リメイク2作目なので当然とはいえ、
やはりFF7のシリーズについてこれてる人が減ってしまってるのかなと。
僕は最後まで絶対についていきますが、
3作目までついてくるユーザーは果たして何人いるのか・・・
そこを少し心配しています。
グレンやザックスのことがわかる
短めの映像作品を出すとかどうなんですかね??
特にザックスを全く知らない状態で、
リバースやるのはちょっとキツイ気がする・・・
ぼくの考えた最強のFF7
FF7というIPは30年近く愛されてるシリーズです。
ここ数十年でたくさんのスピンオフも出てきました。
その中で、僕(私)の考える理想のFF7リメイクはこれだ!
っていうのがあると思うんですよね。
開発者の方たちも、これまで無数に
そういった声を受けてきたと思います。
だからこそ、ファンの多いザックスを出したり、
クラウドと共闘させたり、エアリスの死をわかりにくくしたり、、
みたいな声を実現したファンサービス?を存分に盛り込んだのかなと。
そうなると必然的にマルチバース的な話にするしかないだろうし、若干話がとっ散らかる印象を受けました。
僕はこういった展開が嫌いではないのですが、
その分「なんでもあり」感が出ちゃうので、3作目でどうまとめるのかがすごく難しそうだなぁと。
FF7の3作目が楽しみすぎる!
色々か経ってきましたが、
人生でもベスト級の作品でした。
3作目がマジで待ち遠しすぎます。
これだけFF7が大好きなのに、
お恥ずかしながら原作をプレイしたことがないんですよね笑
3作目発売するまでにやってまたレビューを更新しようかなと思います。
それでは~
さいごに、FF7で最高だったところを語る会を開催するよ。
よかったらあなたの好きなシーンもコメント欄で教えてください~~
FF7リバースの最高だったところを語るだけの会
随時追加していきます。